全領域異常解決室で藤原竜也さんが演じる神様の正体について興味はありませんか?
全決のメンバーは全員が神様だったというシュールな設定で、警察が解決できない事件を神の能力を使って解決していくというドラマです。
そこで、藤原竜也さんは「興玉神(おきたまのかみ)」という神様を演じていました。
興玉神は伊勢神宮の守護神で、悪いものを祓い、魂を清めて甦らせる力を持っているとされています。
この記事では、藤原竜也さんが演じた神様についてと全領域異常解決室の元ネタについてまとまています。
全領域異常解決室とは?
『全領域異常解決室』(ぜんりょういきいじょうかいけつしつ)は、2024年10月から12月18日まで放送されたドラマです。
日本最古の捜査機関を舞台にし、科学では説明できない超常現象など異常な事件を専門に扱っています。
藤原竜也さんは室長代理の興玉雅を演じ、豊富な知識と洞察力で難解な事件を解決に導くスペシャリストとして登場します。
2024年12月18日に最終回が放送されましたが、「もっといろんな神様が見たい」など続編を希望する声が上がっています。
かなり人気が出たドラマなので、2期目も作るかもしれません。
藤原竜也は何の神様?
藤原竜也さんは、ドラマの中で「興玉神(おきたまのかみ)」という特別な神様を演じています。
この神様は人々の心の中にある「善意」と「悪意」を見極める力を持ち、現代社会で起こる不可思議な出来事に立ち向かっています。
興玉神とは?
興玉神は日本の神道において非常に重要な位置を占める神様です。
伊勢神宮内宮の御垣内(みかきうち)に鎮座する守護神として、古くから崇敬を集めてきました。
内宮の所管社30社の中でも第2位という高い地位を持っており、月次祭(つきなみさい)や神嘗祭(かんなめさい)などの重要な祭祀では特別な祈願の対象となっています。
この神様は人々の魂を清め、生まれ変わらせる力があるとされ、地域の災いや不幸を取り除く力も持っているとされています。
また、人々を正しい道へと導く導きの神としての役割も担っています。
現代においても、三重県伊勢市の二見興玉神社では多くの参拝者が訪れています。
夫婦岩近くの遥拝所からお参りすることができ、道開きの神である猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と同一視され広く信仰を集めています。
全領域異常解決室の原作はあるの?
このドラマは脚本家・黒岩勉氏によるオリジナル作品です。
特定の原作は存在しませんが、アメリカ国防総省内に2022年に設立された「全領域異常解決局(All-domain Anomaly Resolution Office/AARO)」をモデルにしているのではないかと言われています。
全領域異常解決局(AARO)とは
AAROは2022年7月に米国防総省内に設立された組織です。
前身の未確認空中現象タスクフォース(UAPTF)から発展し、より包括的な異常現象の調査を目的として設立されました。
この組織は空中、水中、宇宙、地上のあらゆる未確認現象を調査対象としています。
具体的には、未確認飛行物体(UFO)や未確認異常現象(UAP)、国家安全保障に関わる不可思議な出来事、そして技術的な驚異をもたらす可能性のある現象などを調査しています。
AAROは他の政府機関と協力しながら、科学的な分析と安全保障の観点から現象を評価しています。
まとめ
藤原竜也さんが演じる興玉神は、日本の伝統的な神道において重要な位置を占める神様です。
伊勢神宮の守護神として、古くから人々の信仰を集めてきました。
一方、ドラマ「全領域異常解決室」は、この伝統的な神様の要素とアメリカの最新の異常現象調査組織AAROの要素を組み合わせた独創的な作品となっています。
現代社会における不可思議な現象の調査と日本の伝統的な神様の力が融合することで、ミステリアスな作品にしあがっています。