電気自動車は満タンでどのくらい走る?寿命は何年?

電気自動車は満タンでどのくらい走る?寿命は何年?
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電気自動車(EV)を選ぶとき満タンでどのくらい走れるのか、寿命はどのくらいなのかが気になりますよね。

この記事では、電気自動車の航続距離や寿命、充電時間についてまとめています。

また、充電時間の計算方法国産の電気自動車を走行距離順に並べた表を一番下に表示してありますので一度目を通してみてください。

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目次

電気自動車は満タンで何キロ走るのか?

電気自動車の1回の充電で走行できる距離は、車種やバッテリー容量によって異なります。

一般的には、約200kmから500km程度ですが、技術の進歩により600km以上走行可能なモデルも増えています。

主な例

車種バッテリー
容量
航続距離
日産
アリア B9
91kWh640km
WLTCモード
トヨタ
bZ4X G
(FWD)
71.4kWh567km

カタログに記載された航続距離は理想的な条件下での数値であり、実際の走行距離は運転方法や環境要因で変動します。

例えば、カタログ値の7割程度になることが多く、寒冷地やエアコンの使用時には航続距離が短くなる傾向があります。

具体的にはカタログ値が450kmの車種では、実際には約315km走行できると考えた方が良いでしょう。

さらにエアコンの使用や道路の傾斜、渋滞の有無が影響するため実際の走行距離を把握しておくことが大切です。

何年乗れる?

電気自動車の寿命は主にバッテリーの状態に左右されます。

多くのメーカーでは、バッテリー容量が新品時の70%以上を維持する期間を「8年または16万km」と設定しています。

しかし、定期的なメンテナンスを行うことで10年以上使用できる場合もあります。

バッテリー劣化を防ぐポイント

  • 過放電や過充電を避ける
  • 高温下での長時間放置を避ける
  • 定期的にバッテリーの状態を確認する

車両自体の耐用年数は約13年とされていますが、バッテリーの交換費用が高額になる可能性もあります。

バッテリーの劣化を防ぐための適切な使用方法を心がけることが重要です。

また、保証期間を確認することも大切です。

メーカーによっては保証期間内でのバッテリー交換や修理が無料で行われる場合もあります。

充電時間

電気自動車の充電時間は充電方法やバッテリー容量、充電器の性能によって異なります。

充電設備の設置や利用計画を事前に立てることで、充電の手間を最小限に抑えられます。

自宅充電と急速充電の違い

普通充電(自宅充電)の場合

出力充電時間
3kW約13時間(40kWhバッテリー)
6kW約6.5時間

急速充電の場合

出力充電時間
50kW約48分
(40kWhバッテリー、80%充電)

充電時間の計算方法

充電時間は以下の式で計算できます。

充電時間(時間)=必要な充電量(kWh) ÷ 充電器の出力(kW)

例えば、バッテリー容量が60kWhで、残量が20kWhの場合、40kWhの充電が必要です。

これを出力6kWの充電器で充電する場合、40kWh ÷ 6kW = 約6.7時間となります。

急速充電の場合は、充電量が80%を超えると速度が遅くなるため、完全に満充電にすることは難しい場合があります。

また、充電時間は外気温やバッテリーの状態、充電器の性能によっても変動します。

充電スポットの活用

最近は充電スポットの数は増加しており、街中や高速道路のサービスエリアで手軽に充電することができるようになってきました。

スマートフォンのアプリで、最寄りの充電スポットや空き状況も確認できるので効率的に充電を行うことができます。

車種別の国産電気自動車の走行距離表

国産電気自動車の一充電あたりの航続距離を長い順にまとめた表を作成しました。

メーカー
車種
グレード航続距離バッテリー容量
日産
アリア
B9(91kWh)640km91kWh
レクサス
RZ
RZ300e version L599km71.4kWh
トヨタ
bZ4X
G(FWD)567km71.4kWh
スバル
ソルテラ
ET-SS(FWD)567km71.4kWh
レクサス
UX300e
version C/version L512km72.8kWh
日産
アリア
B6(66kWh)470km66kWh
日産
リーフ
e+G/e+X/e+X
(60kWh)
458km60kWh
日産
リーフ
G/X/X Vセレクション/X(40kWh)322km40kWh
マツダ
MX-30
e-SKYACTIV EV256km35.5kWh
ホンダ
N-VAN e:
全車245km29.6kWh

まとめ

電気自動車は航続距離や寿命、充電時間についてまとめました。

遠出をほとんどしないのなら200km程度のモデルでも十分ですが、長距離ドライブを想定するなら400km以上のモデルを検討するのがおすすめです。

自宅充電設備の設置や公共の充電スポットの活用を通じて、日常の充電をスムーズに行えます。

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