スズキのスペーシアベースを購入してがっかりしたという人は少なからずいます。
いったいどこにがっかりしたのでしょうか?
スペーシアベースを購入しようか迷っている人にとって、買ってがっかりしたということを聞くと不安になりますよね?
この記事では、スペーシアベースの欠点やどんな人に向いているのかをまとめています。
また満タンで何キロ走れるのかも実燃費で計算しています。
スペーシアベースのがっかりした欠点4つ
スペーシアベースにはいくつかの欠点が指摘されていますが、一体どんなところが言われているのでしょうか?
大きく4つに分けて解説します。
1.坂道や高速道路がきつい
スペーシアベースは658ccのエンジンを搭載し最高出力は58馬力です。
このスペックでは急な坂道や高速道路での追い越し時にパワー不足を感じることがあります。
市街地での使用には十分対応できますが、長距離移動や高速運転が多い方にとってはエンジンの非力さがストレスになる可能性があります。
特にアウトドア活動で山間部への移動を考えている場合、ベタ踏みとまではいかなくても、アクセルを踏み込んだ状態でないと登っていけないようです。
この点については事前に試乗して確認することをおすすめします。
2.大人が後部座席に乗ると狭い
後部座席が狭く、長時間の乗車では疲れやすいという意見もあります。
特に足元のスペースが限られており、大人が乗ると窮屈に感じることが多いようです。
家族での長距離旅行や友人とのドライブを計画している場合、この点がきになるところです。
3.大きめの荷物を積むには少し不便
スペーシアベースの収納スペースは多いものの、使い勝手が悪いと感じるユーザーもいます。
特に荷室の形状が不規則で、大きな荷物を積む際に工夫が必要になることがあります。
アウトドアで使用するキャンプ用品やスポーツ用品など、大きな荷物を積むことが多い方には、収納スペースの形状や容量が制約になるかもしれません。
荷物の積み込みや取り出しがスムーズにできるか、事前に確認しておくことが重要です。
4.乗用車から乗り換えると内装がチープに見える
内装の素材がチープであるという声もよく聞かれます。
とくにプラスチック感が強く、高級感を求める方には物足りない印象を与えるかもしれません。
内装の質感にこだわる方は、スペーシアベースのシートやダッシュボードの仕上がりに注意が必要です。
シートカバーを交換したり、ダッシュボードにカスタムアイテムを追加するなど、工夫次第で改善できる部分もあるでしょう。
どんな人に向いているのか?
スペーシアベースはソロでアウトドアを楽しんだり、ちょっとした荷物を積んで遠出するにはちょうどいい車です。
ソロキャンプやアウトドアを楽しみたい方
スペーシアベースは「マルチボード」を活用して車内を自由にアレンジでき、簡単にベッドを作ることができます。
車中泊に最適な軽自動車として人気です。
アウトドア愛好家にとっては非常に魅力的な車種となっています。
都市部での使用を考えている方
コンパクトな車体と小回りの良さにより狭い道や駐車場が多い都市部での利用に便利です。
特に買い物や通勤など、日常的な用途には非常に適しています。
経済性を重視する方
燃費が良く維持費も低いため、コストパフォーマンスを重視する方に適しています。
また、軽自動車ならではの税金や保険料の低さも見逃せません。
こうした特徴を考慮するとスペーシアベースは、一人暮らしや子どものいない夫婦に向いていると言えます。
満タンで何キロ走れる?
スペーシアベースの燃料タンク容量は27リットルです。
カタログ上の燃費(WLTCモード)を基に計算すると、以下のようになります。
2WDモデル: 21.2 km/L × 27 L = 約572 km
4WDモデル: 19.9 km/L × 27 L = 約537 km
実燃費は平均で約21.83 km/Lです。
これをもとにすると満タンで約589 km走行できる計算になります。
ただし、実際の走行距離は運転状況や車両の状態によって異なることを理解しておきましょう。
特に都市部での運転や渋滞の多い場所では燃費が悪化する可能性があります。
また、アウトドアや長距離ドライブでは燃料補給のタイミングをあらかじめ計画しておくと安心です。
まとめ
スペーシアベースは、その独自の特徴により車中泊やアウトドアが好きな方、都市部での運転が多い方に非常に適した軽自動車です。
その一方で、エンジンのパワー不足や後部座席の快適性、内装の質感といった欠点には注意が必要です。
購入を検討する際には、自分の使用目的に合った車であるかどうかをしっかり確認することが重要です。
スペーシアベースの長所と短所を理解し、ライフスタイルに合った選択をすることで、満足度の高いカーライフを実現できるでしょう。